大阪市の橋下徹市長と大阪府の松井一郎知事は28日に府公館で、香港のカジノ運営会社「メルコクラウンエンターテインメント」のローレンス・ホー最高経営責任者(CEO)と会談し、大阪へのカジノ誘致について意見交換した。
橋下市長は「僕たちの任期中に(誘致への)道筋を付けたいので、協力してもらいたい」と呼び掛け、ホー氏も「大阪への観光客が増えるよう一緒にやっていきたい」と応じた。
府によると、同社はマカオでカジノを含む統合型リゾート施設を経営。橋下市長は府知事時代から海外出張のたびに視察するなどカジノ誘致に意欲を示しており、同社側から会談を持ち掛けた。
民主、自民、公明など超党派の国会議員でつくる「国際観光産業振興議員連盟」はカジノ合法化に向けた関連法案の国会提出を模索。成立後は全国2、3カ所での創設を検討しており、大阪のほか、東京、神奈川、千葉、沖縄の各都県などが誘致の動きを見せている。
【2012年2月28日 日刊新聞】
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